言葉の違い

「どよめき」と「ざわめき」の意味の違いとは?文章での使い方

「どよめき」「ざわめき」はどちらも音の表現ですが、そのニュアンスには少し違いがあります。

「どよめき」と「ざわめき」の意味の違いを解説していきます。

 

「どよめき」「どよめく」とは?文例など

「どよめき」は、人々が驚きや感動などで、一斉に声を上げる様子を表します。また、心の動きを表す場合もあります。

例えば、劇場での驚きの展開やスポーツイベントなどで、予期せぬプレイが起こった時に聞かれる音です。「どよめき」は、その瞬間の雰囲気が一変するような、強い感情の表れとして使われることが多いです。

文例は以下の通りです。

  • 映画のクライマックスで、意外な展開に観客からどよめきが起こった。
  • 恋人の真実を知り、心がどよめく

 

「ざわめき」「ざわめく」とは?文例など

「ざわめき」は、不安、緊張、興奮など、さまざまな感情が入り混じった状態を指します。また、心の動きを表す場合もあります。

「どよめき」とは違い、人々が何かを小声で話し合っているような、背景に流れる雑音のような音を表します。

文例は以下の通りです。

  • 試験の結果が掲示されると、学生たちの間で小さなざわめきが広がった。
  • 重要な発表が遅れると、会議室にいた人々の中で不安なざわめきが生じた。

 

まとめ

「どよめき」と「ざわめき」はどちらも音の表現ですが、「どよめき」の方が音量が大きく、「ざわめき」は小さく継続的に続く音を意味する場合が多いです。

また、どちらも心の動きを表す場合もあります。