「快晴」と「晴天」はどちらも晴れた天気を表す言葉ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。
「快晴」と「晴天」の意味の違いを解説します。
「快晴(かいせい)」とは?
「快晴」は、空が非常に澄み切っていて、雲一つない非常に晴れた状態を指します。
この言葉は、天気が良いことに加えて、気持ちの良い、爽やかなイメージも含まれています。視界が良好で、遠くまで見渡せるほどの透明感がある天気のことを言い、非常に晴れ上がった、気分まで晴れやかな天気の日に使われます。
また、気象庁では空を「10」として、雲量が0から1のときは「快晴」と定義されています。
「晴天(せいてん)」とは?
「晴天」は、広い意味で晴れている天気のことを指し、雲が少なく日差しが強い状態を表します。
「快晴」ほど雲が全くないわけではなく、晴れていることが一般的な表現で、「快晴」に比べるとその表現の範囲が広いです。
言葉のニュアンス的には単純に天気が晴れであることを示しており、「快晴」ほどの強い感動や爽快感を伴うわけではありません。
まとめ
「快晴」は特に晴れ上がった、清々しい天気を強調する表現で、雲一つない完璧な晴れ模様を指します。
対して「晴天」は、晴れている天気の状態を広く表す言葉で、「快晴」ほど完璧ではないが、晴れている天気を示します。
どちらも晴れた天気を表しますが、その使われ方や含むニュアンスに違いがあります。